Bookishの本

ボーダーインクの新城さんの新刊が発刊されました。
『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』

早速ブッキッシュにも置いてますよ！そして早速読みましたよ！
と言いつつ・・・。
半分は〈かふう〉で読んでいたり、以前の店内奥の部屋で古地図を広げ
朗読を聴きながら、説明を聞いていたり（笑）
いや。。。発売間近にもやってた。（後でその理由書きますね）

でも、改めて本になるとやっぱり違いますね。
私自身は直接は那覇の生まれ育ちじゃないので、あくまでやっぱり想像というか妄想に
なっちゃうのですが。
貘さんが恋した泉崎や　那覇の中央だった西町・東町に
想いを馳せるとウキウキします。

時代は違うけど、私の記憶の中のセンチになる那覇の様子はというと。
浦添から天久まで５８号線をバスに乗って祖母の家に週末一人で遊びに行ってた頃のこと。
ちょうど、今ローソンやインプレッション吉野家が並んでるあそこはフェンスでした。
返還されたとはいえ、まだ草ボーボーの空き地。
あの向こうに何があるのか不思議に思いつつ、片手にはフェンスの土手で積んだ草花。
もう片方にはおばぁの手を握り信号を渡り、海側の天久へと行ったものでした。
それが３０年前くらいになるのかな？
あれよあれよと、新都心と言われる巨大な街に変わり、
逆に東急ホテルは介護施設に、エッカホテルはなくなりました。

な～んて事を思い出したり。

又、新城さんがご家族で訪れた東北の話になると
その被災地の様子＝戦後の沖縄＝先日読んだ「黒い雨」の主人公がさまよう広島の町の様子
と重なり、慨視感を感じたり。

最近、人様のエッセイに自分の思い出を重ねるのが　マイブームの私には
ツボな本でした（笑）

そうそう、最近も何故、古地図を広げあーだこーだやってたかというと
6月６日（土曜日)　あなたもタイムポタリストになろう！な街歩きをするそうですよ～
そのコースをうんうんうなって考えていましたよ！

詳細・お申し込みは　ちはや書房さん　まで
先ほどの情報に寄るとそろそろ埋まりそう？
急いでお申し込みください！
という理由でした。